投稿日：2022年10月9日

地域安全学会実務者企画委員会　オンライン勉強会（第９回）×ぼうさいこくたい2022

『福祉と防災の最前線　―福祉・防災実務者の視野と視座―』

本委員会は、分野を超えた様々な関係者間の交流、ネットワークを構築するためのイベントや研究会などを実施し、実務に役立つ実践的な知見を得て各々の業務に活かし、地域安全の向上に資することを目的として設立されました。

これまで、

①福祉分野と防災分野の連携が進まない、関係部門との相互理解が十分でないといった課題意識から「福祉と防災の連携」

②防災実務を担う多くの行政職員から、ハザードマップの意味、使い方や気象情報や社会基盤工学などの基礎知識の取得機会のニーズがあったことから「土砂災害・水害リスク」

の概ね２本のテーマを軸に、オンライン勉強会を重ねてきました。

福祉・防災を巡る行政の取組については、国で策定される方針、計画等に基づいて、都道府県で地域事情に応じて整理等を行い、市町村で施策が実施されるものが間々ありますが、国、都道府県、市町村それぞれで違った視点で、違った役割を担っており、相互理解、連携がなければ実効性のある施策実施には繋がりません。

そこで、今回出展の機会をいただいた『ぼうさいこくたい２０２２』では、地域の実情に応じて作成に取り組むとされている個別避難計画を題材にして、福祉部局と防災部局との連携の観点だけでなく、国、自治体という異なった視座に立つ実務者の議論を通じて、それぞれの視野を共有しながら、互いに異なる立場で防災に取り組む者同士の連携構築の一手を探りたいと思います。

日時　：　令和４年10月22日(土)　16:30～18:00

場所　：　ＪＩＣＡ関西　２階　オリエンテーション室

【会場・オンライン(Zoom)同時開催】

パネリスト：

岡山県岡山市危機管理室　近藤真吾（令和元年４月～３年６月　内閣府(防災担当)派遣）

岐阜県危機管理部防災課　岩垣津信太朗（令和元年４月〜２年３月　内閣府(防災担当)派遣）

長野県伊那市総務部危機管理課　小松剛

愛知県豊橋市防災危機管理課　岡田恵実

コーディネーター：岐阜大学流域圏科学研究センター　准教授　小山真紀

司会：京都府危機管理監付　参事　古橋勝也

参加費：無料

対象者：どなたでも参加いただけます

主　催：地域安全学会実務者企画委員会

※今回は、ぼうさいこくたい２０２２のセッションプログラムとして開催します。会場での実参加か、Zoomによるオンライン参加をお選びいただけます。

【実参加の場合】

直接会場へお越しください。詳細はこちら。

https://bosai-kokutai.jp/2022/s-14

【オンライン参加の場合】

以下のフォームから事前申込をお願いします。

https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZYsd-GtrTorH9JFq8kPjjW0elmsbvye34Rn