お知らせ

東日本大震災連続ワークショップ 2024 in 浪江町(8月9-10日)

2011年3月11日に発生した震災により東北地方から関東地方に至る多くの沿岸部が被災し、各地で復興に関する取り組みが進められています。わが国に甚大な影響を与えている東日本大震災から、どのような教訓を得るのか。研究を通じて、今後の復興に対してどのような知見を与えることができるのか。地域安全学会は、東日本大震災を契機とした将来的な防災と復興について議論を深めていくことを目的として、2012年より「東日本大震災連続ワークショップ」を開催してきました。被災から復興までには長い年月がかかります。時間の経過とともに異なる復興の各時点において、皆様から持ち寄っていただいた話題を題材とし、ワークショップの中で情報共有と今後の地域防災に向けての知見を得たいと考えています。それらを数年にわたり継続しながら、様々な被災地の方々との交流を通して、実施していきたいという趣旨で企画を進めて参りました。東日本大震災連続ワークショップはこれまでに、いわき市、大船渡市、宮古市、気仙沼市、石巻市、釜石市、南三陸町、南相馬市、オンライン開催、1回の中止を経て、名取市、陸前高田市と岩手県、宮城県、福島県の各自治体を会場としてきました。第12 回目となる2024年のワークショップは、夏に福島県双葉郡浪江町を会場として開催されます。
今回のワークショップでは、震災から13年が経過した時点における皆様からの研究成果を持ち寄っていただき、テーマに即した議論を進めるとともに、浪江町の復興状況についての見学会を予定しています。また基調講演として浪江町からのご報告、また地域安全学会会員から浪江町で取り組んだ研究に関して報告してもらい、参加者の皆様とともに意見を交換する場を設けたいと考えています。奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。

■ アブストラクト締切:2024年 6 月14 21日(金)17時(Google Form)※詳細は次々頁参照
■ 論文原稿締切:   2024年6月 28日(金)17時(eメール送付)※詳細は次々頁参照
■ 参加申し込み締切 :2024年6月 28日(金)17時(Google Form)※詳細は次頁参照
■ ワークショップ: 2024年 8 月 9日(金)~ 10日(土)
■ 会場:浪江町地域スポーツセンター(福島県双葉郡浪江町権現堂下馬洗田5-2)
 JR常磐線 「浪江駅」から徒歩5分
 ※宿泊ホテルの斡旋はございません。浪江駅周辺の宿泊施設を各自ご予約ください。


1日目 8月9日(金)

13:00 受付開始 13:30 開会

講演会

1)浪江町の復興と防災の取組について(仮) 浪江町役場 市街地整備課F-REI立地室および防災安全係

2)原発事故被災地の歴史・文化の継承の課題 国文学研究資料館 教授 西村 慎太郎 氏

研究発表会

17:30 閉会

18:00 懇親会(※研究発表会場周辺)

参加費:正会員/非会員 6,000円、学生会員3,000円 ※参加者数によって変更の可能性あり

 

2日目 8月10日(土)

 現地見学会(協力:浪江町)

 9:00 浪江駅前出発、バス移動

 見学予定先 浪江町防災交流センター、浜通りデザインセンター、大平山霊園、棚塩産業団、道の駅なみえ 他

 12:00 見学会終了、解散

【スケジュールは若干の変更の可能性があります。HP等で随時お知らせします。】

  • 参加費
    • 講演会、研究発表会:無料
    • 現地見学会:2,000円

※参加者数によって変更の可能性あり

  • 各種参加費の徴収方法について

 大会当日受付にて学会事務局で徴収します。現金のみ。

※アブストラクト登録とは異なるフォームです


東日本大震災連続ワークショップ2024 in 浪江 論文等募集

スケジュール
アブストラクト登録: 2024年 6 月 14日(金)17時(Google フォーム登録) 締切
論文原稿送付: 2024年 6月 28日(金)17時(E-mail送付) 締切
研究発表会: 2024年 8月 9日(金)午後

アブストラクト登録
ワークショップの趣旨に鑑み、投稿論文は東日本大震災に関連する内容としてください。また、着想段階、調査段階、のように研究が必ずしも完結していないものでも歓迎します。
(1) 登録フォーム(ログイン不要・新しいウィンドウが開きます)
※参加申し込みとは異なるフォームです
(2) アブストラクト登録の内容:
1)筆頭著者 氏名・所属・メールアドレス・電話番号
2)テーマ別番号(下記①~⑧からひとつ選択)
3)論文題目
4)アブストラクト(論文概要)250 字以内
5)連名著者がいる場合はその氏名・所属

テーマ別番号:①組織の対応、②避難所、応急仮設住宅、恒久住宅、③復旧・復興、④経済被害、⑤人的被害、⑥物的被害、⑦防災教育、⑧社会調査・エスノグラフィー、⑨その他

登録後アブストラクト審査を行い、採否を事務局よりお知らせします

論文原稿
(1) 論文形式:「研究発表会(春季)一般論文」の要領に準ずるものとし、学会のホームページ(www.isss.info)に掲載の一般論文用MS-Word テンプレートをダウンロードの上、利用してください。査読論文用テンプレートではありませんのでご注意ください。
(2) A4 版、4 ページまたは6 ページ、PDFファイルに変換したものをEメールにて投稿してください。投稿されたPDF ファイルを取りまとめ論文集(PDF)を発行します。
(3) 論文テンプレートのダウンロード先
http://isss.jp.net/isss-site/wp-content/uploads/2013/06/ippan_haru_template.dot
(4) フォーマットと著しく異なる原稿、誤字・脱字等がある原稿は著者に修正を依頼することがありますので、原稿提出後もご対応できるようお願いいたします。

投稿料の納入
・投稿料:2,500 円/ページ(4ページ:10,000 円、6 ページ:15,000 円)
・投稿料の納入方法
① 期限:2024年6月28日(金)までに振り込んでください。
② 振込先:
銀行:りそな銀行 市ヶ谷支店(店番号:725)
口座名:地域安全学会 ワークショップ口座
口座種別・番号:普通預金 1745823
振込者名:受付番号+筆頭著者氏名
③振込の際には、登録受理メールにて返信された受付番号を筆頭著者氏名の前に入力してください。
④査読論文や春季研究発表会一般論文などの振込口座とは異なりますのでご注意ください。

論文集
ワークショップ当日までに論文集(PDF)のダウンロード先をお知らせします。筆頭著者には現地にて1冊贈呈いたします。学会HPにも論文集(PDF)は掲載予定です。

お問い合わせ
地域安全学会東日本大震災特別研究委員会(担当:生田)
E-mail:311EQ-Tsunami@isss.info