お知らせ

1/20オンライン勉強会カフラマンマラシュ(トルコ南東部)地震における調査活動報告

地域安全学会実務者企画委員会 オンライン勉強会(第12回)
『カフラマンマラシュ(トルコ南東部)地震における調査活動報告』

本委員会は、分野を超えた様々な関係者間の交流、ネットワークを構築するためのイベントや研究会などを実施し、実務に役立つ実践的な知見を得て各々の業務に活かし、地域安全の向上に資することを目的として設立されました。
これまで、組織の縦割りについての課題意識から、組織間の連携、相互理解を考える「福祉と防災の連携」、気象学、社会基盤工学などの基礎知識の習得機会をねらう「土砂災害・水害リスク」の概ね2本のテーマを軸に、オンライン勉強会を重ねてきています。

今回は、やや趣向を変え「カフラマンマラシュ(トルコ南東部)地震」をテーマに取り上げます。
2023(令和5)年2月6日、トルコ南東部、シリアとの国境付近で発生した大地震は、トルコ、シリア両国に甚大な被害をもたらしました。
これまで様々な調査がされていますが、プレート境界で発生し、M7.6から7.8とも推測される地震が2回発生していることや、トルコ国内11県に非常事態宣言が出され複数の広域自治体が災害対応、被災者支援に関わったことなどの点については、南海トラフ巨大地震の半割れケースを想定した対応とも類似点が多く、研究者だけでなく、我が国の防災実務者にとっても学ぶべきことが数多く見られます。
そこで今回は、現地調査、支援活動等で得られた知見を共有し、防災施策、業務に活かす場としたいと思います。

【日 時】令和6年1月20日(土) 午前10時~正午

以下のリンクから事前に参加登録お願いします。

https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZUrfu6rrjMiHdyOznHBRje_dgMM72LMKAuf

 

【次 第】
1 開 会
長野県松本地域振興局 南沢 修(委員長)

2 緒 論
 カフラマンマラシュ(トルコ南東部)地震から学ぶべきポイント
   岐阜大学流域圏科学研究センター 准教授 小山 真紀

3 発 表
(1)カフラマンマラシュ(トルコ南東部)地震における避難行動
   山口大学大学院創成科学研究科 非常勤講師 村上 ひとみ

(2)ITを活用したトルコの被災者支援
   兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 教授 阪本 真由美

4 意見交換
   コーディネーター:岐阜大学流域圏科学研究センター 准教授 小山 真紀

5 閉 会
山梨大学地域防災・マネジメント研究センター 准教授 秦 康範(副委員長)