お知らせ

「2024年能登半島地震特別委員会」設置のお知らせ

「2024年能登半島地震特別委員会」設置のお知らせ

2024年能登半島地震特別委員会
委員長 田中 聡

地域安全学会では、2024年能登半島地震の発生を受けて、「2024年能登半島地震特別委員会」を設置いたしました。本委員会は、被災地へ派遣された自治体の応援職員からその体験を聞き取り、被災地の状況と応援の実態を明らかにするとともに、その内容を記録・分析し、今後の災害対応に資する提言を行うことを目的としております。
委員会のメンバーについては、まずは理事の中から協力いただける方を募り、活動を開始いたしましたが、新年度からは会員の皆様からもメンバーを募りたいと考えております。
これまでの活動につきましては、できるだけ早い時期に報告をしたいと考えております。

以上
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令和6年1月
一般社団法人地域安全学会
  会長 村尾 修

「自治体応援職員聞き取りプロジェクト(仮称)」趣意書

この度の令和6年能登半島地震により被災されました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と地域の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

「一般社団法人地域安全学会」は、生活者の立場から地域社会の安全問題を考え、地域社会の安全性の向上に寄与することを目的として活動しております。本会は、横断的な幅広い大学等の研究者・民間企業等の技術者・国や地方自治体の実務者が互いに協力しあって、地震等の自然災害ばかりではなく、さまざまな人為的災害を対象として地域の安全問題に関する研究を行ない、研究発表会や国際会議・シンポジウムで自由に意見を交換し合い、具体的な提言をしてきております。

地域安全学会では、令和6年1月1日に発生した能登半島地震において、被災地の応援から戻られた自治体職員のみなさまを対象に「自治体応援職員聞き取りプロジェクト(仮称)」をおこなっています。本プロジェクトの目的は「次に被災自治体に応援に行く行政職員に役立つこと、また、応援に行った行政職員の思いをくみ取ること」としております。聞き取りにご協力いただきました方には、聞き取った記録を迅速にお戻しいたします。また、このプロジェクトで得られた情報は適切に蓄積・整理し、地域安全学会からの提言として発信することを予定しています。その際、情報をご提供いただいた行政名等が特定される状況で外部公開することはございません。また個々の対応について論評しようとするものではありません.この点をお約束いたします。
災害対応支援で大変お忙しいこととは存じますが、本プロジェクトの趣旨をご理解いただき、ぜひご協力くださいますよう、お願い申し上げます。

2024年能登半島地震特別委員会委員

池内淳子(摂南大学)
稲垣景子(横浜国立大学)
大原美保(東京大学)
柄谷友香(名城大学)
郷右近英臣(北陸先端科学技術大学院大学)
越山健二(関西大学)
小山真紀(岐阜大学)
佐藤翔輔(東北大学)
田中聡(常葉大学)
藤生慎(金沢大学)
牧紀男(京都大学)
南沢修(長野県松本地域振興局)
村尾修(東北大学)
目黒公郎(東京大学)
森崎裕麿(金沢大学)

以 上